日本語文法学会について
組織概要
設立 | 2000年 |
会長 | 前田直子(学習院大学) |
事務局 | 〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学人文社会系 石田尊研究室内 日本語文法学会事務局 ※事務局所在地が本会所在地を兼ねます。 |
活動内容
・学会誌『日本語文法』を年2回(9月および3月)発行
・大会を年1回開催 (研究発表会等を行う)
・その他
前身『日本語文法談話会』
「日本語文法談話会」は,東西若手・中堅の文法研究者の発表・交流の場として,毎年12月の2日間に渡り,関東と関西で交互に開催されてきた研究会で,1987年に始まり,昨年12回を数えました。研究発表は,毎回設定されたテーマに従って募集されるテーマ発表と,それ以外の自由発表から成っています。これまで取り上げられたテーマは以下の通りです。
- 第1回(1987年): モダリティ
- 第2回(1988年): 主題
- 第3回(1989年): ヴォイスと他動性
- 第4回(1990年): 接続
- 第5回(1991年): 格
- 第6回(1992年): 修飾
- 第7回(1994年): テンス・アスペクト
- 第8回(1995年): 談話
- 第9回(1996年): 談話
- 第10回(1997年): 品詞をめぐって――形態論・語彙論・文法論の様々な観点から
- 第11回(1998年): 否定
- 第12回(1999年): 時間と空間の文法
これらの成果は,以下の論文集にまとめられています。
- 仁田義雄・益岡隆志(編)『日本語のモダリティ』(くろしお出版,1989年)
- 仁田義雄(編)『日本語のヴォイスと他動性』(くろしお出版,1991年)
- 仁田義雄(編)『日本語の格をめぐって』(くろしお出版,1993年)
日本語文法談話会は,特に会員制はとってはいませんでしたが,案内の発送先は260数名にのぼり,毎回の延べ参加者は100名程度になりました。
日本語文法学会は,この日本語文法談話会を発展的に解消し,学会として,よりオープンな形で発足したものです。