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日本語文法学会第24回大会
会長 | 前田 直子 |
大会委員長 | 宮地 朝子 |
開催校責任者 | 高梨 信乃 |
日時 | 2023年12月2日(土)・3日(日) |
会場 | 関西大学 千里山キャンパス (〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3-35) 大学ホームページ: https://www.kansai-u.ac.jp/ |
【大会ポスター】
【事前要旨一覧(研究発表)】
【事前要旨一覧(パネルセッション)】
【公開シンポジウム予稿】
・企画趣旨説明
・講師1
・講師2
参加申し込み
第24回大会は,事前の大会参加申し込みが必要です。
【シンポジウムのみ】
・12/3(日)シンポジウム「意味論研究の新地平」(言語系学会連合共催)のみにご参加の方は,こちらのFormからお申し込みください(シンポジウムのみの参加は無料です)。
➡️【シンポジウム専用フォーム】
※申し込み締め切り:2023年11月26日(日)
【大会・懇親会】
・12/2(土)の研究発表,12/3(日)パネルセッションにご参加の方は,下記の【参加申し込みページ】からお申し込みください。
こちらからお申し込みの方はシンポジウムにもご参加いただけます(Google Formsから別途申し込む必要はありません)。
・12/2(土)の懇親会の参加申し込みも下記Peatixからお願いいたします。
※本大会では,受付で現金の取り扱いをしないですむよう,Peatixという外部のサービスを使用することにしました。大会および懇親会の参加申し込みには,Peatixへの会員登録が必要です。お手数をおかけして申し訳ございませんが,以下をお読みいただき,ご理解とご協力を頂けますようお願い申し上げます。
・参加申し込み
下記のPeatixの日本語文法学会のイベントのページよりお申し込みください(Peatixのマニュアルは,この下にあります)。「大会」および「懇親会」のチケットの種別を選択し,お支払いの手続きまで進んでください。支払い手続きが済むと,Peatixに登録したアドレスにメールが届きます(Peatixのマイページでも確認できます)。
※パソコンの場合:ブラウザ上で手続きをしてください。
スマートフォンの場合:ブラウザ上で手続きが可能です(アプリでも可能ですが,アプリをダウンロードしなくても手続きは可能です)。
➡️【日本語文法学会第24回大会参加申し込みページ(Peatix)】
参加費:
会員 2,000円
学生会員 1,000円
非会員 3,000円
➡️【日本語文法学会第24回大会懇親会参加申し込みページ(Peatix)】
参加費:
一般 5,000円
学生 3,000円
※申し込み締め切り
・コンビニ/ATM払い :2023年11月25日(土)
・クレジット払い :2023年11月26日(日)
➡️【Peatixマニュアル】
【その他】
・11月29日(水)以降,ご登録いただいたメールアドレスに予稿集(PDF)の閲覧用URL,大会当日の受付方法などのご連絡をさしあげます。
・予稿集の冊子体については,大会後,事務局よりご案内いたします。
・問い合わせ先:日本語文法学会事務局 nihongo.bunpo.daihyo [at] gmail.com
(メールアドレスのアットマークはspam対策のため[at]に換えております。アドレスのコピー&ペーストの際には打ち換えてご使用ください。)
2023年12月2日(土) 午後 (第3学舎1号館・4号館)
13:30-17:40 | 【研究発表】 |
■A会場 (1号館A201) |
司会:窪田悠介 (国立国語研究所) |
13:30-14:10 | 【招待】田村早苗 (北星学園大学) コミットメントの形成とモダリティの意味論的分析 |
14:20-15:00 | 坂本瑞生 (東北大学大学院生) 叙述類型を特徴づけるものの再検討―イベント項と外心構造による交差分類― |
15:10-15:50 | 藏藤健雄 (立命館大学) 焦点化単数主語をともなう複数性動詞について |
司会:江口正 (福岡大学) | |
16:10-16:50 | 河本健汰 (東京大学大学院生)・西畑宏紀 (大阪大学大学院生) 南の階層構造に基づくモの周辺的用法の考察を再考する |
17:00-17:40 | 近藤幸知 (九州大学大学院生) とりたて助詞モの意味の記述と新しい統語構造の提案 |
■B会場 (1号館A301) |
司会:川瀬卓 (白百合女子大学) |
13:30-14:10 | 赤尾莉央 (南山大学大学院生) 接続助詞ノニの情意的意味についての史的考察―特にその定着段階について― |
14:20-15:00 | 【招待】田中草大 (京都大学) 変体漢文における助動詞シム(令)の意味と機能 |
15:10-15:50 | 遠藤小春 (関西大学大学院生) 副詞「ずっと」の歴史的変遷―関連語との関わりから― |
司会:林淳子 (慶應義塾大学) | |
16:10-16:50 | 末吉勇貴 (関西大学大学院生) 中古・中世前期における連体節のテンス・アスペクト形式と事態の順序の関係 |
17:00-17:40 | 鴨井修平 (日本学術振興会特別研究員-PD) 日本語諸方言の持続形式における待遇化の動機 |
■C会場 (4号館D302) |
司会:丸山岳彦 (専修大学) |
13:30-14:10 | 中山健一 (茨城キリスト教大学) 新しい文法形式「まである」の意味と構文的特徴 |
14:20-15:00 | 米村雪乃 (東京外国語大学大学院生) 「動詞+シカナイ」の意味・用法について |
15:10-15:50 | 榎原実香 (東京工業大学) 「不定語+デモ+ガ」はいつ使用されるか―叙述の型に着目して― |
司会:平子達也 (南山大学) | |
16:10-16:50 | 【招待】中川奈津子 (国立国語研究所) 日琉諸語における主題標識の類型と格標識 |
17:00-17:40 | 呉暁艶 (東北大学大学院生) 一発話内修復の分類―『日本語話し言葉コーパス』を例に― |
■D会場 (4号館D401) |
司会:志波彩子 (名古屋大学) |
13:30-14:10 | 道法愛 (広島大学大学院生) シナイの「未完了」における話し手の“想定”―否定形式からみるスルの特性― |
14:20-15:00 | 前田ゆかり (専修大学大学院研究生) 動詞のル形とタ形で修飾される「ところ」の内容語的用法について |
15:10-15:50 | 角出凱紀 (京都大学大学院生) 比喩を含む動詞由来複合語の位置付け |
司会:永澤済 (上智大学) | |
16:10-16:50 | 孫之依 (関西学院大学大学院生) 連体助詞「の」の過剰使用と脱落に関する一考察―固有名詞を中心に― |
17:00-17:40 | 中西久実子 (京都外国語大学) 日本語学習者による主題の「は」の不使用の実態とその使用意識 ―なぜ日本語学習者は主題を過度に省略するのか― |
2023年12月2日(土) 18:00-20:00【懇親会】(関西大学レストランチルコロ)
2023年12月3日(日) 午前 (第3学舎1号館・4号館)
9:40-11:40 | 【パネルセッション】 |
■A会場 (1号館A201) |
(大会委員会企画) ノダ文研究の現在地―ノダの時空間変異から見た研究の展開― |
司会 | 林淳子 (慶應義塾大学) |
発表1 | 幸松英恵 (東京外国語大学) ノダとノサ―「ノダ文」の用法の時間的変異― |
発表2 | 林淳子 (慶應義塾大学) ノとノデスカの成立―「ノダ文」の疑問文型の時間的変異― |
発表3 | 野間純平 (島根大学) ノのない方言の「ノダ文」―「ノダ文」の空間的変異― |
■B会場 (1号館A202) |
(一般) 作文の表現力と発達―資源構築から分析と評価へ― |
司会 | 宮城信 (富山大学) |
発表1 | 今田水穂 (筑波大学) 作文コーパスの用途と設計について |
発表2 | 清水由貴子 (聖心女子大学) 児童・生徒の作文に見られる誤用 |
発表3 | 田中弥生 (国立国語研究所) 児童の作文における表現の脱文脈化観点による可視化 |
発表4 | 砂川有里子 (筑波大学名誉教授) 機能語的な副詞の調査―母語話者児童生徒と第二言語学習者の比較― |
■C会場 (1号館A301) |
(一般) 一語から始める文法研究―さまざまな手法を用いて― |
司会 | 建石始 (神戸女学院大学) |
発表1 | 建石始 (神戸女学院大学) 「全く」から始める文法研究―コーパスを用いた出現位置に関する研究― |
発表2 | 許燕 (名古屋大学大学院生) 「一応」から始める文法研究―出現形から意味・用法へ― |
発表3 | 朴秀娟 (神戸大学) 「なかなか」から始める文法研究―コンテクストに着目した意味・用法の分析― |
発表4 | 帖佐幸樹 (東亜大学) 「用」から始める文法研究―日本語母語話者の文予測調査の結果を用いて― |
■D会場 (4号館D302) |
(一般) コーパスによって近現代140年の日本語文法の変化を探る ―『日本語歴史コーパス』と『昭和・平成書き言葉コーパス』を用いて― |
司会 | 田中牧郎 (明治大学) |
発表1 | 田中牧郎 (明治大学) 『日本語歴史コーパス』『昭和・平成書き言葉コーパス』の特徴を生かした近現代語の史的研究について |
発表2 | 近藤明日子 (東京大学) 近現代の口語体書き言葉における逆接の接続詞の通時的変化 ―『日本語歴史コーパス』と『昭和・平成書き言葉コーパス』を用いた分析― |
発表3 | 小木曽智信 (国立国語研究所) 『日本語歴史コーパス』と『昭和・平成書き言葉コーパス』に見る可能表現形式の変遷 |
発表4 | 永澤済 (上智大学) 『日本語歴史コーパス』と『昭和・平成書き言葉コーパス』から見る「取り返す/取り戻す」の類義関係の変遷 |
11:40-12:50 | 昼食休憩 |
2023年12月3日(日)午後 (第3学舎4号館ソシオAV大ホール)
12:50-13:15 | 【会員総会】 |
13:15-13:35 | 【大会式典】 |
13:40-17:00 | 【シンポジウム】 |
日本語文法学会第24回大会シンポジウム (言語学系学会連合共催,一般公開) 意味論研究の新地平 |
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企画趣旨 | 意味に関する研究は,大きく分けて,用法基盤的な言語観と親和性が高い認知言語学と,記号処理的なアプローチをとる形式意味論の流れとがある。言語学の隣接分野の一つである自然言語処理の研究の発展により,この二つの研究の流れはいずれも新しい局面を迎えている。本シンポジウムでは,このような潮流の最先端の研究を紹介し,意味の研究の,日本語文法 (そして,より広く言語学)の中での位置づけを考え直し,隣接分野との接点がどこにあるかを整理し直すきっかけとしたい。 |
講師 |
大谷直輝 (東京外国語大学) 用法基盤モデルが想定する言語知識のありようについて考える |
講師 |
峯島宏次 (慶應義塾大学) 言葉の意味をどのように説明するか―形式意味論と分布意味論を比較する観点から― |
コメンテータ | 三宅知宏 (大阪大学) |
コーディネータ・司会 | 窪田悠介 (国立国語研究所) |