第4回大会
会長 | 仁田義雄 |
大会委員長 | 菊地康人 |
開催校責任者 | 近藤泰弘 |
日時: 2003年11月29日(土)・30日(日)
場所: 青山学院大学青山キャンパス (交通案内)
(東京都渋谷区渋谷4-4-25)
11月29日(土) (4号館2階 420教室)
13:00~ | 受付 (13:30までにご着席ください) |
13:30~13:50 | 挨拶・事務連絡 |
13:50~17:40 | シンポジウム:〈周辺〉〈例外〉と向き合う |
13:55~14:10 | 〈周辺〉〈例外〉の魅力――そこから見えてくるもの―― |
菊地康人 (東京大学) [司会] | |
〈周辺〉や〈例外〉にこそ本質をとらえる鍵があるかもしれない。企画にあたった立場から,簡単に趣旨説明と話題提供を 行う。 | |
14:10~15:10 | 〈周辺〉〈例外〉は周辺・例外か? |
梶田優 (上智大学名誉教授) | |
文法を実在論的な立場から見ると,いわゆる周辺的・例外的な事象は,いくつかのまったく異質な下位類に分かれ,それぞれが一般文法理論の中枢部に独自の照明を当ててくれる。このことを,主として日本語以外の言語によって示し,類例または反証例を日本語研究者から募る。 | |
15:10~15:30 | 休憩 |
15:30~16:00 | 古典語における「句の包摂」――例外的現象からのアプローチ―― |
青木博史 (京都府立大学) | |
「句の包摂」という概念を用い,これまで単に「例外的」とされてきた諸形式の意味付けを,通史的な観点に基づいて試みる。 | |
16:00~16:30 | 周辺性・例外性と言語資料の性格――その相関の考察―― |
田野村忠温 (大阪外国語大学) | |
ある事例が周辺・例外であるかどうかは,どのような範囲の日本語を記述の対象とするかに連動して変わってくると思われる。そうした観点から周辺・例外とは何か,それがどのようなものかということを考察する。 | |
16:30~16:50 | 休憩 |
16:50~17:40 | 質疑応答とディスカッション |
18:00~ | 懇親会 (青学会館3階 ナルド) |
11月30日(日)
研究発表会および総会 | |
■A会場 | (4号館2階 420教室) |
[司会: 白川博之 (広島大学)] | |
10:00~10:45 | タ形重複による差し迫った要求――完了のムード化―― |
井上次夫 (小山工業高等専門学校) | |
10:55~11:40 | 「美容院で髪を切る」のような言い方が成立する条件 |
鈴木容子 (横浜国立大学大学院) | |
11:50~12:20 | 会員総会 |
12:20~13:20 | 昼食休憩 |
[司会: 高山善行 (福井大学)] | |
13:20~14:05 | 願望文におけるガとヲの使い分けについて |
米澤優 (神戸大学大学院) | |
14:15~15:00 | 副助詞ダニの意味と構造とその変化――上代・中古における―― |
衣畑智秀 (大阪大学大学院) | |
15:00~15:20 | 休憩 |
[司会: 井島正博 (東京大学)] | |
15:20~16:05 | 程度や比較の副詞と認知スケール――「もっと」を中心に―― |
高水徹 (京都教育大学非常勤講師) | |
16:15~17:00 | 「……ひとつ……ない」構文について――日本語における構文文法研究の一例として―― |
鍋島弘治朗 (関西大学) |
■B会場 | (1号館2階 122教室) |
[司会: 前田直子 (学習院大学)] | |
10:00~10:45 | 「話題の人物」の待遇の上下――運用ルールのモデル化―― |
東弘子 (愛知県立大学) | |
10:55~11:40 | 「~化する」の形成に関して |
長谷部郁子 (東京都立大学大学院) | |
11:50~12:20 | 会員総会 (於A会場) |
12:20~13:20 | 昼食休憩 |
[司会: 天野みどり (和光大学)] | |
13:20~14:05 | 主体の内面的状態を表す副詞的成分について |
シュピツァ・ドラガナ (大阪外国語大学大学院) | |
14:15~15:00 | 主体の意図にかかわる副詞的成分について |
李澤熊 (名古屋大学) | |
15:00~15:20 | 休憩 |
[司会: 安達太郎 (広島女子大学)] | |
15:20~16:05 | いわゆる叙想的テンスの出現条件 |
福田嘉一郎 (神戸市外国語大学) | |
16:15~17:00 | 動詞ワカルの目的語の格パターンとその意義 |
秋山正宏 (愛媛大学) |
参加費,参加申し込み
発表論文集: | 1,500円 (事前販売は致しません) |
懇親会費: | 一般 4,000円,学生 3,000円 |
非会員の方もご参加になれます。参加を希望される方は,準備の都合上,会員・非会員を問わず,下記のいずれかの方法で参加申し込みをお願い致します
(当日参加もできますが,準備の都合上,なるべく事前にお申し込み下さい)。
- 学会ホームページ上から参加申し込みをする。
- 下記の内容で事務局あて郵送する。
氏名,氏名ふりがな,所属,29日シンポジウム出欠,29日懇親会出欠,30日研究発表会出欠
なお,懇親会費は当日会場でお支払い下さい。
その他
- 自家用車でのご来場はできません。
- 会場には,出版社による書籍販売のコーナーも設けます。こちらもご利用下さい。出店予定出版社は以下の通りです。
笠間書院
くろしお出版
研究社
スリーエーネットワーク
ひつじ書房
凡人社