第9回大会

会長 益岡 隆志
大会委員長 砂川 有里子
開催校責任者 中畠 孝幸

日時: 2008年10月18日(土)・19日(日)

場所: 甲南大学 岡本キャンパス

(神戸市東灘区岡本8-9-1)

10月18日(シンポジウム)

10月19日[午前(パネルセッション) 午後(研究発表)]



10月18日(土)

会場:1号館401号教室

12:45~ 受付
13:15~13:30 挨拶・事務連絡
13:30~17:15 シンポジウム「ダイクシス」
司会:
青木 博史(京都府立大学)
講師:
直示のソについて

田窪 行則(京都大学) 

  古典語の指示詞の照応表現をめぐって

近藤 泰弘(青山学院大学) 

  敬語と授与動詞の運用に関わる現場性制約

―日本語諸方言の対照研究の観点から―

日高 水穂(秋田大学) 

  話し手の解体と主体化・客体化

―日英語対照研究の観点から―

廣瀬 幸生(筑波大学) 

17:20~17:50 会員総会
18:10~20:00 懇親会

10月19日(日)

会場:10号館

10:00~12:00 パネルセッション
■A会場

1012教室 

「依頼表現の歴史的変化と地理的変異」

司会: 野田 尚史(大阪府立大学)

発表: 藤原 浩史(中央大学), 米田 達郎(大阪工業大学), 岸江 信介(徳島大学) 

■B会場

1011教室 

「統語構造から日本語の不定形を考える」

司会: 三原 健一(大阪大学)

発表: 福原 香織(京都大学非常勤講師), 依田 悠介(大阪大学大学院生), 田川 拓海(筑波大学大学院生) 

■C会場

1022教室 

「『聞き手の知識』再考: 日本語の文末形式の機能をめぐって」

司会: 有田 節子(大阪樟蔭女子大学)

発表: ワンプラディット・アパサラ・キク(京都大学大学院生), 中田 一志(大阪大学) , 江口 正(福岡大学) 

■D会場

1021教室 

「文脈指示の対照研究から見えてくるもの―日本語、韓国語、フランス語、英語を通して―」

司会・発表: 庵 功雄(一橋大学)

発表: 金 善美(同志社大学), 春木 仁孝(大阪大学), 渡辺 文生(山形大学) 

12:00~13:15 昼食休憩
13:15~17:00 研究発表
■A会場 司会:渋谷 勝己(大阪大学)
13:15~13:55
【招待発表】「こそ」でとりたてられた従属節について

前田 直子(学習院大学) 

14:00~14:40
相対名詞の程度性と比較の表現

宮城 信(筑波大学大学院生) 

14:45~15:25
時間名詞の性質と「に」の生起

伊藤 創(大坂大学大学院生) 

15:25~15:35
(休憩)
司会:石黒 圭(一橋大学)
15:35~16:15
並列を表す7つの接続詞の意味分析―コーパスの用例へのタグ付けから―

中俣 尚己(大阪府立大学大学院生) 

16:20~17:00
複合接続助詞「ばかりに」が表すマイナス評価の内実について

三浦 佑子(東北大学大学院生) 

■B会場 司会:西田 隆政(甲南女子大学)
13:15~13:55
【招待発表】相互承接からみた中古語の時の助動詞

小田 勝(岐阜聖徳学園大学) 

14:00~14:40
中古語における対格表現

―宇津保物語のヲ格とゼロ格をめぐって

平井 吾門(東京大学大学院生)

14:45~15:25
弱否定と過度を表す副詞の史的考察

川瀬 卓(九州大学大学院生)

15:25~15:35
(休憩)
司会:佐藤 琢三(学習院女子大学)
15:35~16:15
スル・シタ形式のアスペクト的な意味・機能

金 美仙(東京外国語大学 非常勤講師)

16:20~17:00
名詞の特性を述べる連体節に現れる「トイウ」

王 彩麗(神戸市外国語大学大学院生)

■C会場 司会:竹沢 幸一(筑波大学)
13:15~13:55
【招待発表】量化表現の意味は量化子を用いなければ表せないのか

上山 あゆみ(九州大学) 

14:00~14:40
現代日本語における壁塗り代換の分析

―動詞の意味の階層性に着目したアプローチ―

川野 靖子(福岡女子大学)

14:45~15:25
叙述文の否定の種類

川嶌 信恵(京都大学非常勤講師)

15:25~15:35
(休憩)
司会:宮崎 和人(岡山大学)
15:35~16:15
階層的モダリティに準じた複合終助詞構成素の時系列的配列

松岡 みゆき(名古屋大学非常勤講師)

16:20~17:00
「~たいところだ」「~たいものだ」に関する考察

米澤 優(神戸大学大学院生)

■D会場 司会:砂川 有里子(筑波大学)
13:15~13:55
(発表はございません)
14:00~14:40
会話の相互作用が生み出す文法

―初出の指示表現のフォーマット

ポリー・ザトラウスキー(ミネソタ大学)

14:45~15:25
ソレガの論理関係について

寺井 妃呂美(韓国 弘益大学校)

15:25~15:35
(休憩)
司会:福嶌 教隆(神戸市外国語大学)
15:35~16:15
「-て下さい」と「(jom)-a/ ɔ: /he juseyo.」の依頼機能

―日韓比較研究(日本語教材執筆者と学習者のために)―

鄭 企娟(埼玉大学大学院生)

16:20~17:00
動作場所と発話場所との関連から見る「行く」「来る」と「가다kata」「오다ota」

韓 京娥(東京大学大学院生)