第20回大会
日本語文法学会第20回大会
会長 | 渋谷 勝己 |
大会委員長 | 天野 みどり |
開催校責任者 | 前田 直子 |
日時: | 2019年12月7日(土)・8日(日) |
会場: | 学習院大学(〒171-8588 東京都豊島区目白1丁目5-1) |
12月7日(土) | 午後:研究発表 懇親会 |
12月8日(日) | 午前:パネルセッション・チュートリアル |
午後:第20回記念シンポジウム |
2019年12月7日(土)
会場:中央教育研究棟
13:00 | 受付開始 (中央教育研究棟4階) ※13:30までにご着席ください。 |
13:30-17:40 | 研究発表 |
■A会場 (4階401) |
司会:岡部嘉幸(千葉大学) |
13:30-14:10 | 【招待】ハイコ・ナロック(東北大学) 文法化論から見た係り結びの発生と変遷 |
14:20-15:00 | 氏家啓吾(東京大学大学院生)・萩澤大輝(神戸市外国語大学大学院生) ユニット化の諸相―「思い出したように」についての一考察― |
15:10-15:50 | 平野啓太(大阪大学大学院生) 推量を表す助動詞群の形成に対する構文スキーマの役割 |
15:50-16:10 | (休憩) |
司会:丸山岳彦(専修大学) | |
16:10-16:50 | 落合哉人(筑波大学大学院生) 現代日本語の発話末に現れる感動詞「え」の位置付け |
17:00-17:40 | 松岡みゆき(愛知文教大学) 単音節語「あ」の長音化形態が担う機能について |
■B会場 (4階402) |
司会:上山あゆみ(九州大学) |
13:30-14:10 | 阿久澤弘陽(聖学院大学)・竹沢幸一(筑波大学) 二種類の抽象名詞所有文とコントロール現象 |
14:20-15:00 | 岡﨑友子(東洋大学) 現代語コソアの指示について |
15:10-15:50 | 佐久間篤(南山大学大学院生) 東京方言における名詞主要部がない節での主格属格交替と動詞について |
15:50-16:10 | (休憩) |
司会:阿部二郎(北海道教育大学) | |
16:10-16:50 | 今田水穂(筑波大学) 「3日も働かなかった」の3つの解釈 |
17:00-17:40 | 【招待】茂木俊伸(熊本大学) ダケデナク構文から見えてくること |
■C会場 (4階403) |
司会:田村早苗(北星学園大学) |
13:30-14:10 | 高恩淑(一橋大学非常勤講師) 「(過去に)~シタカ」に対する「シナカッタ」と「シテイナイ」の使用条件 |
14:20-15:00 | 佐藤琢三(学習院女子大学)・庵功雄(一橋大学) 「ておく」における命令表現の機能 |
15:10-15:50 | 三好伸芳(実践女子大学) ガ節における従属節事態先行型のル形 |
15:50-16:10 | (休憩) |
司会:小西いずみ(広島大学) | |
16:10-16:50 | 近藤優美子(京都外国語大学・大阪大学大学院生) 従属節における補助動詞“しまう” |
17:00-17:40 | 石原佳弥子(一橋大学大学院生) テキストにおけるハとガの対立―辞書は新しいのがいい構文の考察― |
■D会場 (4階404) |
司会:大木一夫(東北大学) |
13:30-14:10 | 鄭宇鎮(東京大学大学院生)・田中太一(東京大学大学院生) 働きかけと変化の文法―被害受身を中心に― |
14:20-15:00 | 楊健(神戸市外国語大学大学院生) 国語辞書において自他両用とされる二字漢語サ変動詞の用法―コーパスに基づいて― |
15:10-15:50 | トート・ルディ(長崎大学) 二つの語用論的分業―語彙的・生産的使役と能・受動― |
15:50-16:10 | (休憩) |
司会:宮地朝子(名古屋大学) | |
16:10-16:50 | 【招待】川瀬卓(白百合女子大学) 副詞から見た古代語と近代語 |
17:00-17:40 | 徐惠君(拓殖大学大学院生) 近代語における「Vツツアル」の用法に関する考察―明治期の英語の「be+Ving」を通して― |
2019年12月7日(土)
会場:南3号館4階
18:00-20:00 | 懇親会 ※フリー・トークセッションを予定しています。 |
2019年12月8日(日)午前
会場:南3号館
9:10 | 受付開始 (南3号館1階)※9:50までにご着席ください。 |
9:50-11:30 | パネルセッション/チュートリアル |
■A会場 201(南3号館2階) |
▼パネルセッション テーマ「日琉諸方言の格と情報構造」 司会 小西いずみ(広島大学) |
1. 下地理則(九州大学) 「日琉諸語の格体系の多様性の記述と説明モデルの構築を目指して」 |
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2. 佐々木冠(立命館大学) 「日本語方言の斜格における意味役割と名詞句階層」 |
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3. 松岡葵(九州大学大学院生) 「心情述語文における述語の品詞と格フレームとの関連性―日本語標準語と宮崎県椎葉村 尾前方言を中心に―」 |
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コメンテーター:風間伸次郎(東京外国語大学) | |
■B会場 202(南3号館2階) |
▼チュートリアル テーマ「言語類型論と周辺諸言語から見た日本語形態法」 講師 江畑冬生(新潟大学) |
11:30-12:40 | 昼食休憩 |
12:40-13:05 | 会員総会 A会場 201(南3号館2階) |
13:05-13:25 | 大会式典 A会場 201(南3号館2階) |
2019年12月8日(日)午後
A会場 201(南3号館2階)
13:40-16:50 | 第20回記念シンポジウム (A会場 201(南3号館2階) 「日本語文法研究の射程」 (公開シンポジウム 協賛:言語系学会連合) |
企画趣旨 本学会設立20年を記念し,この20年の文法研究の進展をふりかえりつつ,今後の研究の課題や希望を提起する場とします。【第1部】は,その1つの手段として,研究の歴史の長い「受身」をテーマにした講演会とします。講演者それぞれの研究立場(分野・方法・視点)から,「受身」についてお話しいただき,学術的対話を行います。【第2部】は,座談会方式とし,文法研究の様々な話題について,カジュアルに話し合っていただきます。 |
13:40-15:50 | 第1部 「受身文研究の現在地」 |
司会 | 上山あゆみ(九州大学) |
講師 | 杉本武(筑波大学) 「受身のタイプ再考」 |
講師 | 益岡隆志(関西外国語大学) 「日本語受身文研究の視座」 |
講師 | 金水敏(大阪大学) 「ニ受身文と被害の意味について」 |
講師 | 菊地康人(東京大学) 「文法研究者・日本語教授者・日本語学習者の目で受身を見る―あわせて,被害性の有無にかかわる要因を求める―」 |
16:00-16:50 | 第2部 「座談会―日本語文法研究の過去・現在・未来―」 |
司会 | 丸山岳彦(専修大学) |
講師 | 杉本武(筑波大学)・益岡隆志(関西外国語大学)・金水敏(大阪大学)・菊地康人(東京大学) |